2020年02月03日
歯科矯正はやっぱり高いの?ケース別に相場紹介
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自分自身の歯並びが気になったり、お子さんの歯の生え方がガタガタだったりすると歯並びを矯正することを考える人も多いのではないでしょうか。しかし歯並びを矯正してくれる矯正歯科は慎重に選ばなければいけません。
目次
歯科矯正は高額で時間がかかる治療
歯並びを矯正してもらう矯正歯科を慎重に選ばなければいけない大きな理由として、矯正歯科の治療は高額となるケースが多いことが挙げられます。
日本国政府が考える歯科矯正治療の目的としては見栄えを良くするというものです。言うなれば目や鼻を整形するのと同じようなものとして考えられるため、例外を除いて歯科矯正の治療には保険は適用されません。したがって治療の際にかかった費用は全額こちらが負担することになります。
そして歯科矯正というのは治療が完了するまでにとても長い期間がかかります。どれくらいの治療期間が必要になるかは患者さんの歯並びの状態によって大きく異なりますが、軽症の人であっても治療後のケアを含めると1年半近く、症状が重い人だと4年以上かかることもあります。
そのため歯並びを矯正してもらう歯医者さんとは長い付き合いになるでしょう。ですからきちんとこちらの希望通りの治療をしてくれる歯科医院を選ばなければいけません。
抜歯を伴う歯科矯正も自由診療として扱われる
成人歯科矯正の治療は歯の状態によっては抜歯処置を行う必要があります。生えている場所や形状によっては矯正治療の邪魔になっている物ケースがあるので、そのような歯を放置すると適切な矯正ができません。しかし、抜歯であっても歯列矯正を目的とした場合は医療行為とは見なされず、費用の全額を患者が負担することになるのでその点は注意しなければいけません。
自由診療での抜歯の費用は1本で約1万円が平均的な相場なので、金銭の負担が少ない方法で治療を受けたい場合は慎重に判断する必要があります。その一方で抜歯をせずに行う歯列矯正は効果が出るまで時間がかかる他、必ずしも綺麗に仕上がるとは限りません。歯の状態や矯正治療の方向性を考慮したうえで抜歯の有無を決めることが重要です。
抜歯は体への負担が非常に大きい行為なので体調管理には細心の注意を払う必要があります。また、抜歯後の傷口から細菌が入り込んで重大な健康被害に見舞われる可能性も否定できません。抜歯を行う際は適切な処置ができる優秀な歯科医院を受診するように心がけます。